自己組織化調製モノリシック多孔構造体

  • ●構造内に秩序あるマクロ細孔、メソ細孔およびミクロ細孔のネットワークを構築
  • ●特殊テンプレートを使用せずに形成

目的・背景

  • ●合成中に特殊なテンプレートを用いて形成する多孔質の固体は、テンプレート除去のために化学的処理や熱分解などの特別なプロセスを必要とします。
  • ●KRI保有技術の『一方向凍結ゲル化法』の氷鋳造方法により形成する精密多孔質体は、鋳型の「氷」はその場で形成され、容易に除去でき、細孔の形状・大きさを多様に制御することが可能です。

本技術の特徴

1.複数の特異形状の多孔質体を形成

  • ・「氷」を鋳型とし、ゲルの作製条件の制御により、自己組織的に、ハニカム形状多角形状繊維状のモノリス多孔質体を形成することが可能

2.構造内に秩序ある二元細孔を形成

  • ・モノリシック内にマクロ細孔としての真直ぐな貫通孔を形成
  • ・壁の内部にミクロ/メソ細孔を有するモノリシック構造体(ハニカム形状の場合)

3.シリカ、非シリカ、カーボン材料の多孔質体

  • ・シリカ、非シリカ酸化物、有機系及びコンポジットへの応用
  • ・凍結条件・解凍条件・解凍後の水熱処理等により、マクロ細孔の開孔径の制御や壁内部にメソ細孔の形成が可能
  • ・有機含有系は非酸化熱処理によりカーボン化可能

KRIからのご提案

  • ●反応や分離プロセス、センサー、電子デバイス材(触媒担体、カラム充填材、吸着材、電極など)等への用途展開
  • ●各用途に合わせた機能成分を付与した精密多孔質体の開発