微小領域における磁気特性評価

◆ 磁気力顕微鏡(MFM)による試料表面の磁化分布測定
◆ SQUID(Superconducting Quantum Interference Device)を使用した、高感度磁気測定

目的・背景

◆非常に微弱な磁場が、材料に及ぼす影響が、注視されるようになっている。
  •  従来の磁気測定では、検出できない微細な磁気特性を、磁気力顕微鏡・MFM (Magnetic Force Microscope)や超伝導量子干渉素子・SQUID(Superconducting Quantum Interference Device)を搭載した高感度磁束計を用いて、微小領域の測定を行い、従来のバルク素材に対する測定方法と合わせることにより、より総合的な材料評価を行った。 

本技術の特徴

1.磁気力顕微鏡 (MFM) ⇒バルク、偏光顕微鏡測定では見えない「磁区」「磁化反転」のその場観察

2.SQUIDセンサーを使用した測定例
常磁性体:Fe23(赤錆成分)、強磁性体Fe3O4(黒錆成分)

今後の展開

◆微小領域の観察
バルクでは観察できない微小領域での変化を見出し、磁石の特性変化への知見に繋げる。
◆SQUIDセンサー
・強磁性・反磁性材料の磁気特性測定が可能
・新規物性の磁気特性(磁気モーメント、転移の有無)の観察
・ナノサイズの磁気特性計測