社員インタビュー

林 蓮貞林 蓮貞
林 蓮貞林 蓮貞
構造制御材料研究部

林 蓮貞

2005年入社
林 蓮貞
自分の研究に専念したい
それが転職のきっかけ

文部科学省の奨学金留学生制度を利用して来日。大学や国の研究所などで木材とセルロースの研究を10年ほど続けた後、2005年、KRIに転職しました。転職の理由は、自分の好きな研究に専念したかったから。当社のホームページを見て、こここそが自分の望む環境だと思ったのです。当社はお客様に研究提案をする会社ですから、入社後は、より実用化に近い材料を研究しようと、木材やセルロースの熱可塑化技術、セルロースの溶解技術、セルロースナノファイバー(以下、CNF)の製造と応用技術の開発に注力してきました。

林 蓮貞
長年続けてきた研究が
新たな受注につながっている

CNFは、鋼鉄の1/5と軽量でありながら鋼鉄の5倍という強度を持つ次世代の高機能材料。植物由来の素材であるため、炭素繊維に比べて環境負荷も少なく、この先、自動車や家電製品、食品、化粧品、医薬品など、さまざまな用途への展開が期待されています。私自身は受託研究と自主研究を並行に進めてきました。受託研究のお客様は化学材料メーカーなどが多く、CNFに関わるものが中心です。長年続けてきた研究が実際の受注につながっている恵まれた研究者人生だと思っています。もちろん、大学でも国の研究所でも研究は続けられますが、それらとKRIが違うところは、お客様とのコミュニケーションを通して最前線の情報が入手でき、生産現場が抱えている課題やニーズを確実に把握できるので、効率的に研究開発が進められるのです。

林 蓮貞
CNFの実用化に向けて
生涯、研究を続けていく

当社のもう一つの魅力は、研究員の得意分野の研究に専念できる自由な環境。自分の得意分野こそ能力を高度に発揮し、研究者として常に遭遇する失敗や挫折を乗り越えることができる。失敗の原因を究明することが新しい発見につながることも多く、「なぜ?」を突き詰められる環境が成功の要因だと私は思っています。これまでに成し得た大きな発見は、すべて失敗だと思われる結果から生まれたものです。 当社の受託研究のプロジェクトは数名のメンバーでチームを組んで行うのですが、プロジェクトリーダーがプロジェクトの内容と専門に基づき各分野から即戦力なメンバーを選びますので、研究の効率が高い。そうしたチームにアサインされると刺激ももらえますし、楽しいですね。 そうした社風や体制も、私たち研究者の高いモチベーションを引き出すきっかけになっていると思います。今後も引き続き研究者としてCNFの研究を続けて、より広い分野での実用化・商品化に貢献できればと思っています。

KRIで活躍したいあなたのエントリーをお待ちしております。